アスワン、コム・オンボ

  • まずは切りかけのオベリスクへ。なんでもアスワン周辺は古代からピラミッドや神殿に使われた花崗岩の産地で、オベリスクなどもここから切り出してナイル川で運ばれたらしい。イタリアのあちこちで見たオベリスクも元はこうして作られ、略奪されていったんだと改めて感慨にふける。

  • 続いてアスワンダム、アスワンハイダムを観光。このあとの予定は特にないらしかったが、「ナイルの真珠」フィラエ島の神殿に行ってみたくてガイドさんに交渉。追加で1人20ドルという話だったがそれではあまりにも高い!同行のシンガポール人とは中国語で、ガイドさんには彼から英語で交渉してみたら結果的に10ドルでオプショナルツアーを組めることになった。
  • 小舟を手配してもらっていよいよフィラエ島へ。古代からイシス神の聖域とされてきたというフィラエ島は、美しい神殿が小島に浮かぶとっても神秘的な島。時間さえゆるせばもっとゆっくり見ていたかった。

  • 良く見ると柱の飾りが一本一本違う。

  • 妊婦や幼児の守護神、ベスのレリーフ。他の神々は皆人間と同じような体つきなのに、彼だけはまるで妖怪みたい。

  • アスワンから戻ったらいよいよクルーズ船が動き出す。船にはプールもあったが外はあまりにも暑いのでエアコンの効いた部屋でお昼寝をしたり、のんびりと船旅を楽しむ。

  • 17:30、下流コム・オンボへ到着。レリーフに色が残っていてとってもカラフルなのに感動!ここの礼拝堂にはワニのミイラが安置されていた。



  • 食事から部屋に戻って大笑い。今日の作品はヒゲをはやしたお人形だった。