明石市立天文科学館

今日はバスに乗って、子午線を通る明石天文科学館へ。
http://www.am12.jp/

ここを訪れるのは実に20年ぶり。神戸の小学生なら誰もが1度は足を運んだことのある場所である。展望台へと登る階段には「宇宙の一生を一年に例えた」年表が描かれており、こちらも20年前と同じ。それによると、なんでも人類が誕生したのは12月31日になるそうである。うーむ、宇宙ってなんて長い年月を生きているのだろう、と改めて感動。

ここのプラネタリウムはテープも使うのだが、係員によるナレーションが中心。それを聞いて東京でナレーションと司会をやっていた妻が「私もやりたい!」とのたまう。調べてみると「声優登録制度」というのがあったのだが、これはテープ用のものでしかも報酬はボランティア。それを知った妻は「なぁんだ」と一言。まあ、東京では本職だったのだからムリもない。

プラネタリウムではこぼれ落ちんばかりの星空を堪能・・・するはずが隣のおばさんの高いびきでかなり邪魔をされる。その後、別のフロアーにある図書室で漫画版のギリシャ神話を発見。イタリアのボルゲーゼ美術館で見たアポロンとダフネの神話や、ギリシャでずっと気になっていたトロヤ戦争の話もかなり細かく描かれていて、小学生達に囲まれながら2人で熱中する。
http://www.eonet.ne.jp/~kinyofc/memory/index.html

帰りは明石の魚棚まで歩いていってたこ焼きを食す。出汁につけて食べるこのあたりのたこ焼きは「卵焼き」というらしい。当然焼きたてのあっつあつで、熱いものには強いはずの妻も口に入れた途端、じたばたとしていた。みなさんも食べるときにはご注意を。