睾丸から精巣組織を摘出

昨日、男性不妊の治療のため、精巣組織の摘出手術を受けて来た。手術の内容は睾丸を一部切り取り、そこから精子を抽出する、といったもの。入院は必要ないとのことだったので甘く見てたのだが、今もちょっと(というかかなり)痛む。たとえて言うと「もう少し強く握ったら玉がつぶれちゃう!」というような鈍痛がずーっと続いている、と言いましょうか・・・。残念ながら妻にはこの痛み、判ってもらえませんでした。でも手術は無事成功。精子も取り出して凍結保存することができた。

手術中は静脈麻酔のため意識はなくなると聞いていたのだが、どうも麻酔が効きにくい体質だったらしく、意識がしっかりと残ったままで手術。あ、今メスを持った、とかあ、縫合してる、とか手順が手に取るようにわかってしまったため、結構怖かった。さすがに目を開ける勇気はなかったが、「あ、すみません、そこ痛いです。」と冷静に医者と会話する全身麻酔の患者は、お医者さんもさぞかしやりにくかったことだろう。

今はパソコンも30分くらいが座っていられる限界のため、父の会社のサイト制作も一時ストップ。寝るときも横になると「玉」自身の重みで痛く感じるため、寝返りが打てず2時間おきに目が覚めてしまう。この状態で働くのはちょっとつらいぞー。

母に言わせると、「出産のときの痛みなんてどうせ男にはわからないんだから、これくらい我慢しとき。ちょっとでも痛みがわかって良かったんちゃう?」とのこと。まあ、確かにその通りなんだが。まだまだ子供ができるかどうか道程は遠いけど、とりあえずあとは妻にバトンタッチして治療を続けます。