祝!退院!

t-yana2005-07-01

ゆうくんが生まれてからちょうど1ヶ月、あっという間のような、長かったような。明日、ようやく県立こども病院から退院してくる。実はファロー四徴症という心臓疾患の他に内反足の治療も必要で、写真はちょうどできあがったばかりの装具を付けているところ。なんだかスケートボードやってるみたいだぞ、ゆうくん。
心室中核欠損の子供には内反足も多い、という統計もあるにはあるみたいなのだが、因果関係ははっきりしていないらしい。ただ、遺伝子が人間の身体を作り上げていく上で何か小さなトラブルが起きた、ということは考えられると担当の先生は言っていた。当初、妻はダウン症などの遺伝子病を疑いかなりナーバスになっていたのだが、どうやらそういった兆候はまだないらしい。兆候も全くみえないものを心配だからとそれだけでやみくもに遺伝子検査をしたとしても本人の負担になるだけで、また判ったところで治療ができるわけではない。それならばまずは一つ一つ治療しましょう。幸い、どちらも治せる病気です。そう最初に説明されて、自分たちの治療方針は決まった。親としてはできることを一つ一つやってあげるしかない。
幸いにもゆうくんの経過は順調だった。ミルクもたくさん飲むし、体重も増えている。寝かしつけて家に帰ろうとするとぐずり出す。そんな様子を見てて妻も随分落ち着いてきたようだ。いずれ心臓に問題が出てきて手術が必要になるその時までは、家で普通の生活ができるということで、明日ようやく退院になる。
ゆうくん、これからしばらくは夜もずっと一緒に暮らせるよ。でも抱っこしてあげないとすぐにぐずり出す甘えん坊になってしまったゆうくんと、これから一体どんな毎日が始まるのだろう?楽しみだけど、ちょっと心配だなあ。