カイロ

  • 朝、カーテンを開けたらちょうど朝日の時間だった。ラムセスヒルトンの27階の部屋から少しずつ明るくなってゆくカイロの街並みを眺める。

  • いいホテルに泊まったということもあるのだが、エジプトでの朝食は大方、パンは勿論サラダやベーコン・ハムなどの肉類、卵やスープも用意してあるアメリカンスタイル。パンとヨーグルトだけというヨーロピアンスタイルの朝食では物足りなかったので、今日も大満足でもりもり食べる。
  • 朝食後、エジプト初日に訪れた考古学博物館に再チャレンジする。前回はほぼ1Fのみで力尽きてしまったので、今回は2Fのツタンカーメンコーナーからスタート。まだ朝早いせいか観光客もあまりおらず、ゆっくりと見ることができた。

  • ひんやりとしたミイラ室ではあのラムセス2世のミイラともご対面。ルクソールでもそうだったが、安らかに目を閉じる姿には気持ち悪さよりもむしろ高貴な神々しさを感じる。皮膚や髪の毛も綺麗に残っており、古代エジプトの技術の高さにあらためて感動する。
  • 2Fにはグレコ・ローマン時代の彫刻なども展示されているが、時代が下るにつれて完成度も落ちてくるのはやはり国力が衰退していってくるからなのか?と複雑な気持ちに。
  • 出口付近の事務所で、なんとあれだけ探してても見つからなかったツタンカーメンの「アヌビス像」を発見!写真を撮るために事務所に引っ込められていたらしかった。

  • エジプトの締めくくりはやっぱりギザの三大ピラミッドを見なければ!ということで考古学博物館を見終えたあとは、再びギザのメナ・ハウス・オベロイへ出発。プールサイドでピラミッドを見ながら食事をしたり、ガーデンビューの部屋で休んだりしていたらそのまま寝てしまった。