第25回関西幇会

今日は第25回目となる関西幇会に参加してきた。

幇会とはもともとは中国での同郷・同業者の互助組織や秘密結社のことで、代表的なものには紅幇、青幇などの幇会がある。武侠小説の世界では江湖の共同体として描かれる。(江湖とは皇帝、官僚からなる官界に対する「野」、民間世界の象徴。侠客や武芸者、盗賊などが活躍する武侠世界の舞台のこと)。まあマフィアやヤクザの世界を想像すると手っ取り早いのだが、今回参加したのはそんな物騒なものではなく、単なる「金庸武侠小説ファン」のオフ会のこと(ー)ニヤリ。コアなファン同士で日本ではまだまだ認知度の低い金庸武侠のファンを増やそう!と企画を立ち上げたり、日本で発表される武侠作品の情報交換などを行っている。過去の活動内容についてはこちら

それにしても関西ではすでに25回かあ。。。関東では改めて数えてみると4回くらいしかしてない。まあ、ここ1年殆ど東京(というか日本に)いなかったからしようがないのだが、ちょっとサボったかもなあ。

この幇会は、金庸武侠関係の各ホームページの制作者達の力を集結させることができれば台湾の金庸茶館みたいに日本でもムーブメントを起こせるかも!と思い、自分はその情報交換の場としてMLを作ったのがもともとの始まり。そして自分が姿を消している間も活動を続けられてた幇会のみなさんには全く頭が上がりません。MLの形態としては最も理想に近い形なんですがね。各業界の思惑も絡みつつ、特に今年に入ってから現実に様々な企画が特に世に出てくるのを見るとやはり感激します。日本では着実に武侠ファンが増えてるぞー!