地方暮らしで思うこと

車を買ってから、最近めっきり三宮へ出なくなった。妻の体調がよくないせいも勿論あるが、買い物も家が全国一の巨大スーパー激戦区に近いため、駐車が面倒な三宮からはなんとなく足が遠のいている。
東京の大塚に住んでいた頃は車を買うことすら全く頭になく、なんとなく東京での生活スタイルが日本の標準のように思い込んでいたのだが、地方暮らしをはじめてその間違いを知った気がする。電車で大抵の所に行ける、というのはほんの限られた区域だけのことだったんだ、と。
今ではすっかり車社会の一員に。通勤も車で２０分、混んでると３０分くらい。車なのであまり寄り道をしなくなった。休日は近所をドライブ。車だから外では酒が飲みにくく、食事は大抵家でとる。食材も今はさすがに野菜は高いけど、東京より安くて美味しいものが多い。たまに外食するときでも１００円寿司のレベルが東京よりも明らかに高い。
こっちで働くようになって収入は確かに減ったけど、時間の余裕も含めて相対的には豊かな生活を送っているような気がする今日この頃である。自分たち夫婦にとってはやっぱりこれで良かったんだろうなあ。。。