今、被災地のためにできること

東北・東日本大震災の影響で、ここ神戸でも、店から乾電池、懐中電灯、ラジオ、カセットボンベ、カップ麺、米がなくなるなど、軽いパニック状態。将来のための備蓄じゃなく、今、本当に必要としている人たちに届いていればいいんだけど・・・。「なぜ日本では略奪が起きないのか」と海外メディアに賞賛されているように、被災してなお思いやりを忘れず、忍耐強く、秩序立っているのも日本人なら、何かが起きたときには集団ヒステリーのように同じ行動をとりがちなのもまた日本人。
多分、今、被災地から遠く離れたここ神戸で募金以外にできるのは、こんなところだろうか。

  • なるべく日常の生活を送るようにして、経済を循環させること。関西までが立ち止まっていたら、日本経済が循環しなくなってしてしまう。
  • 今、被災地での使用が優先されるものについては、自分の備蓄は後回しに。関西以西でも防災グッズが軒並みなくなるというのは正常な姿じゃない。絶対に近いうちに解消されるから、みんな落ち着こうよ。
  • できる範囲での省エネ。関西だと東北・関東の停電に対しては効果はあまりないけど、長引けば発電燃料そのものを回す時が来るかも。
  • ボランティアも受け入れ可能なら行きたいけど、阪神大震災の経験値なし。役に立つのかは微妙。

2月末から母、続いて妻が退院できることになり、今ではこれまでの日常生活に戻ってきている。日常こそが幸せそのものだと気付かされた、そんな中で起きた今回の地震。震災報道を見ていると涙が止まらなくなるけど、どうか被災者の方々にも、早く日常の生活が戻りますように。